父 崩御す
おはこんばんちは、負け犬じじいです。
家の建て替えを考え始めたものの、私のような人間にまとまった金があるわけも無く、悶々とした日々を過ごしておりました。
私の居住地周辺では消費税の影響か? 新築ラッシュです。至る所から建設重機の音が聞こえています。
昔は畑と田んぼしか無かったのに、現宅周辺は、すっかり新興住宅地になっています。
そんな中、平成27年12月 遂に父が永眠しました。 治療も難しい状態だった中で、頑張ってきたのですが...
やはり寒さが普通の人以上に堪えたのだろうと思います。
葬儀を済ませ、相続手続きを執り行いました。不動産は法務局、預金は地元の銀行....
地元の銀行にて窓口の美人ギャルに相続の話を伝えると、別の窓口に案内されフロアの主のようなおばさん 淑女と会話する事となりました。
(ギャルの方が良かったのにな~)と、思いつつ、色々手続きのやり方を教わりフンフンと内容確認していると
淑女「ところで、負け犬じじいさんのご職業は?...」「へ~...どのような内容で?...」
淑女「負け犬じじいさん、このお金どうします?」
負犬「墓 建てなきゃいけないので...」
淑女「そーですか~...例えば、お家建てるとか...?」
負犬「まあ、そんな事も考えて無いことも無いけど...」
相続と何が関係あるのかな~?と言う質問を立て続けにされ、不審に思うも取りあえずその日は終了...
後日、手続き完了したので通帳を引き取りに来てくれとの銀行からの連絡で引き取りに行くと...
例の淑女が
淑女「ところでお家を建てる件、どうなりました?」
負犬「はぁ? (?_?)」
淑女「お金、お貸ししますよ!」
負犬「はぁ? (゜Д゜) まだ墓建ててないし...家 建てるなんて言ってないし...」
まるで、家を建てることが決定したかのような会話に逆にびっくり...
どうやら、例の不審な会話は私を審査するための情報収集だったんだなぁ~と、その時、気づきました。
頼んでもいないのに、私みたいな人間にさえ金を貸したいらしい。
...でも、この相続した内容をベースにすれば「家、建つかも...」と、あらためて思いました。